2019/11/29(金) 19:44:29
日比谷ステーション法律事務所に会社破産(法人)手続きのご依頼を頂きました、負債総額約3.5億円のサービス業の会社(法人)の破産手続きの開始が決定し、代表者の免責許可が決定されました。
業種 | サービス業 |
---|---|
負債総額 | 約3.5億円 |
債権者数 | 約100名 |
申立後、代表者にご協力いただいたこと | |
その他特記事項 |
|
弁護士による解説
本件会社は主にイベントの企画・運営を業としていましたが,リーマンショックや東日本大震災の影響で売上が下がる一方,人件費等のコストは上昇する一方で業績が悪化し,資金繰りに窮して破産を申し立てるに至りました。
事業所が複数あり,従業員も約20名いましたが,最終月の支払いを止めることで破産申立費用を確保した上で資金の余裕ができましたので,全員に解雇予告手当を支払い,明渡準備等の破産申立てに協力を求めたところ,特に混乱もなく準備を進めることができました。また,イベントの企画運営という仕事の特殊性として,各担当者が案件の情報をもっており,代表者が個別に把握していなかったことから,従業員説明会の機会に個別にヒアリングし,採算性等をまとめて破産管財人に引き継ぐことができました。
日比谷ステーション法律事務所
へのご相談はこちら