2017/03/24(金) 16:19:32
日比谷ステーション法律事務所に会社破産(法人)手続きのご依頼を頂きました、負債総額約2,000万円の印刷業の会社(法人)の破産手続きの開始が決定し、代表者の免責許可が決定されました。
業種 | 印刷業 |
---|---|
負債総額 | 約2,000万円 |
債権者数 | 約20名 |
申立後、代表者にご協力いただいたこと | |
その他特記事項 |
|
弁護士による解説
本件会社は、業者のパンフレット等の印刷を主たる事業としておりましたが,大口の顧客が移転したことや、契機の悪化により受注が減ったことで業績が悪化したため、破産申立てをするに至りました。
本件は営業中に破産申立てを行ったケースですが、現預金に余裕がなかったため,従業員に最終月の給与を支払うことができませんでした。他方、売掛金は比較的多くありましたので、税務署等にこれを差し押さえられないよう速やかに破産手続開始決定を受け、保全をする必要がありました。
破産手続の中で管財人を通して売掛金を回収することで、未払となっていた給与を優先的に支払うことができました。
日比谷ステーション法律事務所
へのご相談はこちら